2010年5月19日水曜日

新学期が始まりました

 所属する大学院は社会人入学者が多い。今年の特殊講義も社会人の研究生が受講されている。異業種の専門職をこなしながら、他大学で法学士を取得し、4月に本学に入学されたが、親子で同じ大学に通い卒業されたと新聞でも取り上げられた方である。主体的に取り組まれるので、こちらも手を抜けず、いい刺激になっている。

 演習をとっている学生とは、相変わらず関連する論文や判決を一緒に検討している。ようやく修論の構想が固まってきたようだ。大学院は博士後期課程に進学する者はいるが、多くは博士前期課程を終えると就職する。そこで、指導の合間に、就活をちゃんとしているか、学生課(就職部門)から指導も受けるようになどと、声をかけるようにしている。