2019年1月4日金曜日

明けましておめでとう

 ゼミ出身者から、今年も年賀状が届きました。今年は年賀状を出せるかわからない状況でしたので、発送は昨年12月31日以降になっています。

初春のお喜びを申し上げます.
  昨年は老母を伴って、3月は南伊豆、5月は長野、7月は裏磐梯、9月には諏訪湖へ出かけました。10月末日に老母が自宅の玄関のドアの外で足を滑らせて転倒し、11月28日からB区の病院に入院し、内科・外科の治療を受けております。病院の中ではありますが、新年を迎えられて「ホット」しております。
  本年が皆様にとって良い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。 
 平成31年  元旦

2016年3月8日火曜日

学部ゼミのホームページが12万アクセスを達成した

 2006年1月26日に開設したゼミのホームページが2016年3月7日を以て、12万アクセスを達成した。

 年平均12000件。3月に入って急増しているように見えるが、どのような事情によるものか、興味が惹かれるね。

(*^▽^*)


 

2014年11月24日月曜日

GOOのゼミのホームページ10万回アクセス達成だ

ゼミのホームページ http://blog.goo.ne.jp/cs120705 が8年目で10万回のアクセスを達成したよ。

1代前のホームページ http://www.geocities.jp/cs12070501/index-1.html も早い段階で10万を超えたが、当時は精力的に更新したので達成は速かった。


現在のホームページは、年間数回しか更新しない。それでも、「ついに」と、感慨がこみ上げるね。(^∇^)

 

2013年9月6日金曜日

民法、120年ぶり大改正へ=消費者保護に力点、財界から懸念も(時事ドットコム、2013/08/31-14:54)

 時事ドットコムに掲載された注目すべき記事だ。実務家、受験生に影響が大きく、これまでのテキストがゴミになる。 



 法制審議会(法相の諮問機関)の民法部会は9月から、契約に関するルールなどを定めた条文の改正に向け、本格検討に着手する。対象は約260項目に上り、企業が消費者と契約する際に示す「約款」に関する規定を新設するなど、消費者保護に力点を置いた内容となる見通し。2015年1月までの要綱案取りまとめを目指す。法務省はこれを踏まえ、同年の通常国会に民法改正案を提出する方針実現すれば約120年ぶりの大改正となる。

 契約ルールなど債権関係規定の大幅改正は、1896年の民法制定以来、行われていない。時代の変化に対応できなくなった条文が多いとされ、法務省は「全般的にメンテナンスが必要な時期に来ている」と指摘する。

 インターネットを通じた売買や保険加入、携帯電話の契約などで、消費者が約款をよく読まずに契約し、後で企業側とトラブルになるケースがあるが、現行民法には約款に関する規定がない。このため部会は2月にまとめた中間試案で、(1)契約当事者が約款の使用に合意(2)消費者が契約締結前に約款の内容を把握する機会の確保-の要件を明記することで、トラブルを未然に防ぐ方針を打ち出した。

 また、相手側の弱みにつけ込み、過大な利益を得る「暴利行為」については、公序良俗違反の契約は無効との判例が確立されているものの、明文化はされていない。そこで相手の困窮や経験・知識の不足を利用し、著しく過大な利益を得る法律行為は無効」との趣旨の規定を新設し、一般の人が条文を読んでも分かるようにする案が有力だ。

 消費者の権利を重視する方向で検討が進むことに対し、経済同友会は約款に関し「問題が数多く発生している状況ではない」との見解を表明。経団連は暴利行為に関し、「いかなる場合が『著しく』に該当するかの判断は困難」と指摘している。政府としては、経済界からのこうした懸念を取り除く必要があり、改正案提出までには曲折も予想される。

2012年5月22日火曜日

学部ゼミのOB・OGのみなさん、ゼミのホームページのアドレスが変わったよ

ゼミのOB・OGのみなさん お元気ですか。 (^O^)/

 うれしいことがあったり、近くに来られた折には、ご一報ください。記事にしますよ。
≧(´▽`)≦

 インフォーシーク・楽天に開設されていた「ゼミの基本ページ」(2000年以降2012年5月21日まで)のアドレスが、ヤフー・ジオシティに変更になりました。記事が古くなっていますが、OB・OGには懐かしい内容でしょう。是非アクセスしてください。暇を見つけて、順次新しい内容へ修正したいと思っています。


   http://www.geocities.jp/cs12070501/index-1.html     (^-^)ノ~~

2010年5月19日水曜日

新学期が始まりました

 所属する大学院は社会人入学者が多い。今年の特殊講義も社会人の研究生が受講されている。異業種の専門職をこなしながら、他大学で法学士を取得し、4月に本学に入学されたが、親子で同じ大学に通い卒業されたと新聞でも取り上げられた方である。主体的に取り組まれるので、こちらも手を抜けず、いい刺激になっている。

 演習をとっている学生とは、相変わらず関連する論文や判決を一緒に検討している。ようやく修論の構想が固まってきたようだ。大学院は博士後期課程に進学する者はいるが、多くは博士前期課程を終えると就職する。そこで、指導の合間に、就活をちゃんとしているか、学生課(就職部門)から指導も受けるようになどと、声をかけるようにしている。

2010年3月14日日曜日

博士・修士の学位記授与式


 今年の大学院の学位記授与式は12日の10時30分にから始まった。学部の学位記の授与や、歯科衛生士専門学校・留学生別科の修了証の授与と一緒に行われるため、会場になった10周年記念館は、学生や父兄、教職員で埋まった。

 まず、プロモーションビデオの上映から始まり、学業や課外活動で優秀な成績を収めた学生の表彰、学位記・修了証の代表者に対する授与が行われた。送辞・答辞、学長告示、理事長挨拶、来賓祝辞などお決まりの流れの後、最後に、在学中の写真がビデオ化されて流された。「いきものがかり」の歌がバックに流れ、思い出を効果的に盛り上げた。

 12時30分から6号館の食堂でパーティ刑法のM教授の指導を受けて修士の学位を得た旧知のA君、T教授と共同で指導した社会人入学者のB君、博士後期課程を中退する商法のC君と在学中の思い出話に興じた
   
 パーティの終了後、法学研究科長から修士〈法学〉の学位記が一人ひとりに手渡された(博士の学位は午前中の式の中で学長が直接渡している)。

2010年2月25日木曜日

平成22年度民法特殊講義予定課題

 平成22年度は、医療とスポーツに関連する判決・裁定を例に、実務の解釈の妥当性を検討します

〈講義計画〉

1 準看護師の過失  京都地裁判決平成17年7月12日
2 食道がんの手術における医師の注意義務違反 最高裁判決平成15年11月14日
3 胃がんにおける医師の検査義務違反  最高裁判決平成16年1月15日
4 遺伝情報と生命保険 大阪高裁判決平成16年5月27日
5 死因の説明過誤 東京高裁判決平成16年9月30日
6 医師の注意義務 最高裁判決平成16年9月7日
7 水俣病関西訴訟 最高裁判決平成16年10月15日
8 分娩方法の説明義務 最高裁判決平成17年9月8日
9 B型肝炎訴訟 最高裁判決平成18年6月16日
10 冷凍精子による父子関係 最高裁判決平成18年9月4日
11 手術の説明義務 最高裁判決平成18年10月27日
12 鑑定意見書の採否 最高裁判決平成18年11月14日
13 医療過誤による健保組合納付金の増額 東京高裁判決平成18年11月30日
14 転送義務違反の有無 最高裁判決平成19年4月3日
15 チーム医療における説明義務 最高裁判決平成20年4月24日
16 バレーボール試合中の心筋梗塞 最高裁判決平成18年3月3日
17 サッカー試合中の落雷事故 最高裁判決平成18年3月13日
18 ゴルフの預託金返還 最高裁判決平成20年6月10日
19 プロ野球における団交当事者 東京高裁判決平成16年9月8日
20 軟式野球  スポーツ仲裁平成21年
21 ドーピング  スポーツ仲裁 平成20年
22 カヌー  スポーツ仲裁 平成20年
23 セーリング  スポーツ仲裁 平成19年
24 ローラースケート スポーツ仲裁 平成18年
25 推薦入学 大阪高裁判決平成16年10月14日
26 プロ野球選手の肖像権 知的財産高裁判決平成20年2月25日
27 ボート転覆事故(高校) 札幌高裁判決平成19年 2月23日
28 熱中症死亡事故 福岡高裁判決平成18年12月14日
29 体罰(中学) 東京高裁判決平成17年12月22日
30 競走馬の名称とパブリシティ権 最高裁判決平成16年2月13日

2009年11月19日木曜日

毒ぶどう酒事件で有名な名張を歩く

 三重県の赤目四十八滝は、この時期は、紅葉と滝が作る渓谷美で有名だ。朝は雨で風もあり荒れた天気だったが、名阪自動車道へ入り、大山田PAを過ぎるあたりで曇り空になった。亀山PAを通過したころには太陽が顔を出した。滝がある名張市は、「毒ぶどう酒事件(1961年)」で有名なところだ。ぶどう酒に農薬が入れられて女性5人が死亡したが、妻と愛人が死亡したOさんが三角関係に悩んだ末に行った犯行とされ死刑の宣告を受けた。2007年に弁護団が最高裁に再審を請求しているが、自白の信用性が最大の争点になっている。赤目四十八滝の駐車場に11時35分に到着。近くの土産物店で昼食をとり、入場料を払ってサンショウウオの水族館の中を通って名張川の渓谷に入った。

 起伏があり、階段を上ったり下ったりしながら3キロほど遡った。入口から間もなく、サンショウウオの口から水が出ている「じゃんじゃの水」がある。飲料水ではないと断り書きがあった。行きは、撮影を「不動滝、千手滝、布曳滝、担滝、琵琶滝」の5滝に絞って進み、70分ほどで、最後の岩窟滝まで行き着いた。帰りは、手ごろな被写体の位置がおおよそ分かっているため、撮り漏らした岩(八畳岩・七色岩など)や滝(琴滝、雛段滝、夫婦滝、雨降滝、姉妹滝、釜ヶ淵、百畳岩、陰陽滝、竜ヶ壺、大日滝、屏風岩、乙女滝、銚子滝、行者滝、など)、川筋にかかる紅葉を撮りながら戻った。

 ここは、4時間くらい欲しい。滝の周辺はマイナスイオンが多く、森林の空気や香りにはリラックス効果があるといわれている。特に樹木が発するフィトンチッドと呼ばれる揮発性物質が、抗がん作用のあるナチュラルキラー(NK)細胞を活性させ免疫力を高めるという。紅葉を楽しんだり、途中の茶店に立ち寄って一服したりするようなゆっくりした歩き方をしたい場所だ。

 帰りは、渋滞に巻き込まれることなく、20時ごろ宿舎に帰還。紅葉はこれからというところだったが、現地では雨が上がり、まずまずの写真がとれた。岩場があるのでトレッキングシューズで出かけたのも正解だった。

2009年11月5日木曜日

映画「休暇」の上映会について

 岐阜弁護士会からファックスが届いた。

 12月12日13時30分から17時まで、朝日大学6号館2階の講義室で、映画「休暇」の上映会が開催される。

ストーリーは、http://www.ybs.ne.jp/2008kyuka/によれば、以下の通り。

「死刑囚を収容する拘置所に勤務する刑務官たち。彼らは常に死と隣り合わせの生活を余儀なくされる。ベテラン刑務官、平井もそのひとり。心の平穏を乱すことには背を向け、決まりきった毎日を淡々とやり過ごす男。そんな平井がシングルマザーの美香と結婚することになった。なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないまま挙式を目前に控えたある日、死刑囚・金田の執行命令が下る。執行の際、支え役(死刑執行補佐)を務めれば1週間の休暇を与えられると知った平井は、新しい家族と共に生きるため、究極の決断をするのだった…。
 原作は「戦艦武蔵」「魚影の群れ」「闇にひらめく」(『うなぎ』の原作)の文豪、吉村昭の短編小説。今まで無為に過ごしてきた男が人生を見つめ直すために乗り越えなければならない大きな壁。希望を奪われた死刑囚の抱える闇と、彼の未来を奪う使命を託された刑務官たちの苦悩。さらには彼らと関わりを持つ者の深い哀しみと愛情。死刑に至る日々と親子3人のささやかな新婚旅行を通してそれぞれの幸福、家族の絆が浮き彫りとなり、生死と直面した人々の骨太で感動的なドラマが展開されていく。」

 料金は無料。刑務官を志望する諸君には、ぜひ、見てもらいたい作品だ。

 当日は、午前中、さとっちは補講をやることになっているので、ほかに仕事がはいらなければ、見に行くつもりだ。