2009年2月24日火曜日

うれしい話を聞く


 大学院で関わった留学生のOさんから、5月に結婚する予定というメールが届いた。Oさんは記憶に残る学生で、明るく「はちゃめちゃな」性格で、ぐいぐい押してくるので、そこそこたかられた。

 学部の卒業生だが、半年おいて大学院へはいってきた。学部時代は言葉を交わしたことがなかったが、大学院で1対1で講義をすることになった。学部のゼミ生と同じ職場でアルバイトをしていたので、一緒に勉強させることにした。チューターのような役割を期待して、はいってもらったのだが、つい羽目を外して学部ゼミ生と盛り上がることも少なくなかった。法学検定の3級は取っていたので理解力は高かったが、日本語で表現することは苦手なようにみえた。修士の1年間だけのかかわりだったが、日本語もかなり上達し、商法で論文をまとめて、昨年3月に修士を修了した。

 今年に入って、マイクロソフトのSNSで再会し、母国の大学で「ビジネス日本事情」や「日本語」の講師を勤めていたことを知った。ホットメールで行き来して、今回の「おめでたい話」を耳にすることになった。懐かしくもあり、また一抹の寂しさもある出来事だった。

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