2009年7月13日月曜日

スポーツ法学会の理事会に行ってきました

 東京に自宅はあるが、職場は新幹線を使わなければならないところにあるから、理事会の召集通知がメールできても、(大学の雑務、講義の準備や研究資料の収集など)と金がなければ、欠席せざるを得ない。今回は、理事会の後、スポーツ基本法の研究会とスポーツ仲裁機構の研究会があったので、予定を調整して出かけた。

 新幹線はネットで予約した。2か月ぶりの東京。田舎暮らしを満喫する生活を送っているので、東京駅が近づくにつれ、高層のビル街に圧倒され、空気の汚れや息苦しさも感じる。原宿でおり、岸記念体育館まで歩く。日ごろお世話になっている先生方にあいさつ。まもなく理事会が始まる。入退会は審議事項だが、入会はともかく、やめたい者をやめるなとはいえない。さらに、9月に開催されるアジアスポーツ法学会の大会と前倒しになった日本スポーツ法学会の大会の発表申込状況、会場でのスタッフや手当、韓国と中国からの参加者の送迎や宿泊費・旅費の支払い範囲、寄付・広告費など集金状況、協賛団体など、が取り上げられた。

 基本法研究会は、スポーツ法学会が作成した基本法案を土台に、どのように現状に合わせるのか、が検討された。学会案は、1997年に作られたが、薬物乱用やセクハラ、子供や青少年・女性への身体的・精神的暴力の防止、中立機関での紛争解決、など、その後に問題になった状況の変化をとりこんで、国民の権利としてのスポーツ権を踏まえて、国が法政策に反映できるような内容に修正するべく議論が行われた。

 仲裁機構の研究会は、調停事案や仲裁の事案が紹介され、討議にかけられた。また、CASの仲裁事例で日本の参考になる資料が配布された。CASの裁定と調和のとれた裁定を日本の仲裁機構が行えるようにすることと、CAS裁定の欠陥を日本の仲裁機構が踏まないようにする意味も含み、 それぞれの裁定が簡単に紹介された。

 13時の理事会から20時を回る研究会まで7時間余り。さすがに疲労感が残った。しかし、また、さらに自分を高めるため研鑽を続ける意欲もわいた。


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