2009年8月2日日曜日

法学部のオープンキャンパスに参加する

 突如、学部のオープンキャンパスの講義の話が舞い込んだ。昨年の「スポーツ紛争とその解決」と題した話は、笑いはなかったが、そこそこ人が入り、評価もまあまあだったらしい。そのため、今回の依頼になったらしい。学部には、話のうまい人はいくらもいるが、「さとっち」は、いたってオーソドックスな調子で話している。大河ドラマの兼続よりは景勝タイプと思っているが、家来はいないから、自分で考え、一人で行動する点がちょっと違う。笑いをとる芸はないが、コツコツ仕事をこなしてゆくタイプだ。「昨年のままでいいから」という入試課からの申し出だったが、1年たてば、社会が変化し法も変わっている。そのままというわけにはゆかない。依頼があったのは1週間前。前期定期試験の合間を縫って、当時のレジュメをもう一度見直してみた。

 前回は、客受けを考えて、「スポーツ紛争」を強調したが、今回は、「民事のトラブル」を前面に出し、「民事のトラブルとその解決」として、副題に「‐スポーツ紛争も含めて考えてみよう‐ 」 という言葉を入れた。構成は、前回は、「1 模擬法廷、2 民事紛争、3 スポーツ紛争と解決方法、4  法学部入学のメリット」だったが、今回は、「はじめに、1 裁判(法廷)での解決は下策、2  民事の紛争とその解決の仕方、3 スポーツをめぐる紛争とその解決の仕方、4  法学部に入学するメリットとは?」として、事件や資料を入れ替えたり、新たに設問を加えたり、図や表を入れたりして、記述を詳しくした。特に、聞き逃しても、文字を追えば、講義の内容が思い出せるよう配慮した。したがって、ページ数は前回の4ページから9ページに増えた。しかも、パソコンを使い、文字の色にも配慮し、まずまずの物が出来上がった。部数もをとりあえず50部をパソコンで作った。

 当日は、雨。今回は、テーマを変えたことも影響してか、客入りが悪く、正直、がっかりした。 こんなときは、寝て解消することもあるが、今回は、スーパーで仕込んだ材料をもとに、普段よりは、ちょっと手のかかる料理に挑戦した。当然、作業に集中するので、これも私なりの気分転換法になっている。

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